こんにちは、タカハシシです。
執筆現在(2020/08/29)でわたしが乗っているのは「スズキ・アルトワークス(HA36S)」。
ですが、ふと今後のことを考えたのです。
「キャンプ好きだし、今のところ雪国暮らしだから、走破性の高いキャンプに似合う車に買い替えたいなぁ。」
・・・と。
そこで候補に挙がったのがジムニー。
軽でいて本格的にオフロードを走れる人気の車です。
メリットとしては、
- 軽自動車のためSUVの割に維持費が比較的安い
- 軽ながら本格的オフロード車
- 根強い人気があってリセールバリューも高い
というものが挙げられますね。
そこで早速見積りを、と思ってディーラーに行ったのですが、グレード選びで本気で悩んでしまいました。
そこで今回は、雪国暮らしのわたしが新型ジムニーを購入するにあたって悩んだポイントと、結果的に選んだグレードを紹介していきます。
INDEX
ジムニー(JB64W)の納期
とにかく驚いたのがジムニー(JB64W)の納期。
2020年7月4日現在で、なんと2年待ちとのこと!
※スズキ正規ディーラー営業より
ただでさえ少数生産で人気車種だったところに新型コロナウイルスの影響が。
納期が延びに延びてしまった状況だそうで・・・。
もし新卒社会人でジムニーを購入しようと思っても、入社には到底間に合わない、というのはかわいそうですね・・・。
ジムニー(JB64W)を買う際に悩むグレード
大いに悩んでしまうのがグレード。

まず、わたしの使い方(考え方)では最下位グレードのXGは候補に挙がりません。
- 今どきマニュアルエアコン
- リアがベンチシートのため使い勝手が悪い
- 社外品でXGだけ非対応のものすらある
・・・ということで、論外です。
逆に、自分でジムニーをいじり倒していく、という方ならいいかもしれませんね。
というわけで、候補に挙がるのは最上位のXCと中間のXL。
その差で悩んだ箇所は次のようなものです。
ジムニー(JB64W)のグレードでの悩んだポイント
ジムニー(JB64W)のグレードで大きく悩んだポイントは、次の2つ。
- LEDヘッドライト
- ドアミラーウィンカー
- 細かい装備差
1・2はどちらも雪国暮らしならでは、と言ったポイントです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
前提:スズキセーフティサポートはつける
前提として、中間グレードのXLを選んだとしても「スズキセーフティサポート機能」をオプションで装着する予定です。
XCは標準装備ですが、XLの場合はオプション設定となっています。
※金額は+42,900円(税込)。
これは、今後「先進安全装備は標準装備化される」ことを見込んでの選択です。
法整備が整えば、今後の中古車市場にも影響を及ぼしかねません。
特にJB64Wジムニーは女性人気もありますから、先進安全装備がついていないだけで選択肢から外されてしまうことも・・・。
そうなると当然査定額にも多大なる影響を与えることになるので、安全面はもちろん、経済面で考えても安全装備はつけるべきだ、と考えています。
1.LEDヘッドライトの有無
最も頭を悩ませたのがLEDヘッドライトの有無。
雪のない地域なら、何も心配することなくXCグレードを選んだことでしょう。
ですが、わたしが今住んでいるのは田舎の雪国。
どうしても冬は雪が降り積もり、外気温は下がります。
ひどい年には「最高気温-10度」が数日続くことだってありました。
その際、LEDヘッドライトはハロゲンに比べて発熱性が低く、着雪したり凍り付いたりしてしまいます。
それらを防ぐ意味で「ヘッドライトウォッシャー」もあわせて標準装備になっているのですが・・・。
正直、まだ信頼できていません。
泥がついたときにはウォッシャーがあれば便利でしょうけど、果たしてどこまでの性能なのかというところが心配ですね。
JB64ジムニーのLEDライトに雪が付着する問題ですが、今日は数分おきにウォッシャー噴射して走ってましたが、完全には雪は落ちませんわ。
それより安全装置が作動しませんの警告音がすごかったわ。 pic.twitter.com/PtvsWL94vW
— のぶ (@MomoNobu0725) December 8, 2018
口コミでは、ウォッシャー液の濃度管理さえしていれば十分対応可能とのことですが・・・。
TLでウォッシャー液の濃度が薄いためではないかと見かけたのでウォッシャー原液を入れ替えて昨日と同じ条件で走ってみました。
何ということでしょう。
昨日までの凍ったヘッドライトが凍っていません。ウォッシャー液の匠、ありがとうございます。 pic.twitter.com/xvjTrwikiC
— のぶ (@MomoNobu0725) December 9, 2018
これはかなり悩ましい問題です。
2.ドアミラーウィンカーの有無
続いて悩んだのがドアミラーウインカーの必要性。
ドアミラーウインカーはできればほしい!
雪国では、光る箇所はなるべく多いほうが良いのです。
その理由は単純で、周りからの視認性が上がって安全性が高くなるから。
特に田舎では多くが片側一車線の道路。
そんな中で吹雪に見舞われたら、ウインカーだって見えづらくなるもの。
ウインカーもヘッドライトと同じように、着雪によって見えづらくなることもあります。
その点、ドアミラーウインカーがあれば対向車から気付いてもらえるポイントが増えますよね。
視認性が高まるので、安全性の向上につながるんです。
「それだけだったらXL買って後付けしたらいいじゃん」
と言われるかもしれませんが、後付けは結構面倒なんです。
車をいじることが好きな人や時間がある人なら出来るでしょうけど、わたしはダメですね・・・。
さらに言えば純正の美しさというものもあります。
後付けで失敗して残念な仕上がりになるくらいなら、最初からついているものを選びたいところです。
一応後付けできるキットも売っていますよ。(もちろん社外品です)
3.細かい装備差
あとは細かい装備差ですね。
XCにはあってXLにはないものとして、
- ステアリングスイッチ
- アルミホイール
- 本体カラー
等があげられます。
現在乗っているアルトワークス(HA36S)にはステアリングスイッチはついているので、これが無くなるのはちょっとツラい・・・。
さらに、今まで乗っていた車とホイールが合わず、いずれにしても買い直しが必要になります。
それなら最初からアルミにしておいた方が良いよなぁ、とも思うところです。
逆に冬場のことを考えれば「純正品はスチールホイールが良い」と考える方もいるので、そこは一概には言えませんがね・・・。
あとは好みですが、ツートンカラーを選べるのは最上級のXCグレードしかないのでご注意を。

最終的にわたしがジムニー(JB64W)で決めたグレード
最終的にわたしがジムニー(JB64W)で決めたグレードは最上級の「XC」です。
結果として最上級グレードを選択した理由は、次の4つ。
- 省電力で明るいLEDは今後の主流になる
- フォグはハロゲンだから冬はフォグを常用
- ドアミラーウインカーは後付けするのは面倒
- ステアリングスイッチは欲しい
LEDに対する不安をつらつらと記載しましたが、やはり今後の主流はLEDになっていくと思うんです。
あとからヘッドライトを交換するのも大変なので、長寿命省電力のLEDを受け入れることにしました。
不安に思っていた冬は、フォグのハロゲンライトを常用することでクリアしていきたいと思います。
また、ドアミラーウインカーもステアリングスイッチも最初からついていたほうが良い。
どちらも後付けするとなると、10万円もかからないでしょうけど手間と時間がかかってしまいます。
やはり費用対効果を考えたら、最初からついているXCを選択するのが無難だと考えました。
ということで、XCを契約しましたよ~!
おわりに
かなり悩んだのですが、後付けの大変さを考えると、最初から求める装備のついているXCになりました。
これからジムニーを契約しても、納車はおよそ2年後・・・。
今悩んでいるかたは、納期を早めたいなら少しでも早く注文することをおすすめします。笑
あとはスズキさんに製造を頑張っていただくほかないですね。
この記事では雪国ならではのグレード選びのポイントを紹介しましたので、参考にしてくださいね。