【地域の問題点】青年団体で地域活動をしてわかった団体としての問題点3つ

地域

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どーも、タカハシシです。
先日、 地方に若者が戻ってこないという記事 を書きました。

なんだかんだ言っても自分は地元が好きなので、地元を盛り上げるつもりで「青年団体」に所属しました。

ここでは、自分がその青年団体で地域活動をしてきた中で経験した中で見た問題点と、その原因を挙げていきます。

これを書こうと思ったのは、自分が地域活動を続けていく中で、いつの間にか自分がいないと何も出来ない団体になってしまったからです。

これは決して「自分はできる人間だ」と言いたいわけではありません。

なぜそうなったのか、何が問題点なのか、自分の体験からお話ししていきます。

問題点1:補助金に頼りきりでメンバーには見返りゼロ

自分たちは自治体からの補助金をもらって団体を運営していました。
「補助金をもらえるなんて良いばかりじゃない!」
と、思うかもしれません。

しかし、自分たちがもらった補助金を使って事業をすると、利益を出すことが出来ません。
いわゆる「公金」を使っているので、当然と言えば当然です。

人件費も0円です。
交通費すら出ません。

団体として持っているお金がそもそも無いので、これはなんともしようがありませんでした。

「いやいや!地域活動なんてボランティアなんだからカネとるなよ!」
なんて声も聞こえてきそうですが。

いや、人件費ぐらい出なきゃやってられませんぜ…。
貴重な時間を割いて来てるんですから。
ボランティア精神の強い人やそれを生きがいにしている人はいいかもしれませんが、それ以外の人は続くはずがありません。

問題点2:キーパーソンがいないと会議も進まない

団体の中に必ず一人はいるであろう「発言力・行動力・リーダーシップのある人」。
その人が仕事などで会議を欠席してしまうと、何も進まなくなってしまう状況が発生するのです。

それが最終的には自分になっていました。

自分が入った当時は自分が最年少の23歳だったこともあり、
「若い人の意見を聞かないと」
という感じで自分に意見を求められ、ありがたいことに自由に発言させてもらっていました。
ここまでは良かったのです。

企画を提案して、それを進めようとなったとき、次回の会議がどうしても仕事の都合で欠席しなければならない日がありました。
さすがに資料は出さなければと思い、ある程度の企画書と実行計画を作って渡していました。

しかし、その会議では内容の確認程度で、詳細は全然進んでいなかったのです。

問題点3:できる人に仕事が集中する

色々やってきた中で、恐らく「できる人」認定をされたのだと思います。
次第に事務局まで任されていき、負担がとてつもなく増えていきました。

・補助金の申請
・経理
・毎回の会議の日程調整、会場のセッティング
・イベントの企画
・補助金の報告書作成

今あらためてここに書き出して思いましたが、ここに書いたことは全部一人でやりました。
ワンマン事務局です。

そして先に書いたとおり、これだけやっても見返りはゼロです。

負担が多すぎて、自分は3年程度でパンクしてしまいました。

なので自分がやっていたこの仕事を次の人達にしてもらおうとしました。
後から入ってきた人たち2人に内容を振り分けて引き継いだのですが、それでも機能せず…。

結局また自分にその役割がまわってきてしまいました。

問題点から見える原因

原因1:補助金に頼ってしまっていた

「補助金がもらえる」ということだけで、その他の切り口を見いだせなかった事が原因です。
いや、正確には何もしようとしなかったのだと反省しています。

自分たちの交通費くらい賄える何かを進めていくべきであったと、今となっては思います。

原因2:キーパーソンに頼りきりで思考停止

キーパーソンの存在に安心しきってしまい、
「自分が発言しなくてもコトは進むんだ」
と感じてしまう人たちが多くなったことが原因だと考えます。

どうしても団体となるとこういう人たちは少なからず出て来るのですが、そもそも向上心を持って団体に所属していた人が少なかったのではないか、と感じます。

もちろんキーパーソンが大事なのはわかりますが、周りの人が当事者意識まで失ってしまっては団体として成り立ちません。

原因3:無責任さ

「そもそも仕事じゃないし」
「お金ももらえないんだからしなくていいかな」
「あの人ができるんだから任せたらいいじゃん」
という、無責任さゆえの押しつけが発生していました。

お金をもらって活動する、というだけで団体の一員としての責任感は生じると思います。

そこまでの仕組みづくりが上手くできなかった、自分を含む事務局と先に入っていた人々の責任であったな、と考えます。

ただ、それをメンバー全員で考えようとしなかったのも事実。

メンバーの誰かに寄りかかっているばかりいては、継続できる組織にはなり得ないのです。

活動をしてきたことでやりがい・つながりは得られるが…

いろいろな地域活動をしてきましたが、やりがいはあります。
ある限界集落に若者を集めたときは
「この地域にこんなに若者が集まったことはない!」
と、感謝されたときには感動したものです。

そうした活動の中で多くの人々とつながることが出来たのは良かったです。

しかし、結局このままでは責任感が強い人が損をするのです。
損得勘定ばかりではないのはわかっていますが、いくらなんでも割に合いません。

最後の方は、もはや責任感だけで活動していました。

こんなに押し付けられて押しつぶされそうになるなら、団体は上手く行くはずがありません。

最終的にはこの団体は、
「この状況が続くなら、これ以上続けられません」
と自分が言ったことで解散することとなりました。

それだけ自分は責任を持って取り組んできたつもりでしたが、まわりの人達は本気で続けるつもりも無かったのかなと思います。

正直、むなしかった、です。

まとめ:団体を作るなら互いに自立した仲間と、上手くお金がまわる仕組みを作るべし

自分自身、地域を盛り上げていこうと青年活動に取り組んできました。
自分はなんだかんだ言っても地元が好きなので、大学進学で地元を離れても戻ってきたわけですし、だからこそ青年活動をやってきました。

地方出身の皆さんは自分の地元が好きですか?

地域活動は確かにやりがい・達成感はありました。
友人も増えました。

しかしその活動に見合うほどの見返りがあったかと言われればそうではない。
この状況が続く限り、地元の若者・青年が声をあげて盛り上げようという動きも少ないままです。

今では「地域おこし協力隊」といういい意味で「よそ者」を呼んで、地域の魅力を再発見しようと頑張っている自治体が多いです。
しかし「地域おこし協力隊」は地域おこし自体が仕事となり、給与(報酬?)をもらい責任を持って取り組んでいるわけです。

「外から来た人にはお金を出すのに地元の団体には…」
なんてぼやいているより、自分たちで盛り上げる方法と、お金をまわす仕組みを考えて行きましょう。
そして自立した、互いに成長しあえるような仲間を集めましょう。

自分も現状では具体的にどう行動していくべきかは思いついていませんが、今後の課題・ヒントとしてここに記しておきます。

クソ真面目な記事になってしまいましたが、今「地域のために」という使命感にかられて無理しすぎている、同じような悩みを持つ誰かに届きますように…。

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